ラジコン技術概説
1.RC技術入門説明
「これから始めたいな!」と思って入る方は、ここから読んで下さい。 RCについて「費用どの位かかるの?」「場所は何処ではじめる?」「どんな機体が良の?」「指導する人はいるの?」などを説明します。 最初は皆同じく初心者です、RC航空機は危険を伴う為手を出しにくいですね。
2.初心者と機体
入門用と称している機体は軽いため風に弱く飛行が難しいものが有ります。飛ばし易さから言えば、 上級者が飛ばしている全幅、全長共2メートるもある大型機の方が安定して良く飛ぶのです。 「練習機」が飛ばせるようになると「スケール機」をやってみたくなります。 またコンテスト指向なら「スタント機」そして「アクロバット機」に手を広げたくなるでしょう。 それぞれの機体の特性差を簡単に説明します。
3.ヘリコプター
ヘリコプターは滑走路が不要で、ホバリング(空中停止)も可能なため、 土地の狭い日本に最適な機体です。自分の近くでホバリングさせるなら狭い場所でも遊べます。 操縦未熟でも、飛行機ほど遠方まで飛んで行かないうちに墜落することも、安心材料の一つです。 前後左右上下回転が自由と言う事は、操縦そのものも複雑で多少熟練を要します。操縦未熟の場合はヘリが 自分の方に向かってくる事もあります。毎分1500回転もする大きなロータが自分に向かうのですから、 操縦者にとっては飛行機より危険度が高く、それなりに注意が必要です。
4.自作派
私が学んだ小学校では、図工の時間にゴム動力の飛行機製作がありました。1950年当時の新聞の記事で 「**研究所の無線操縦の飛行機が飛行に成功」を読んだことがあります。何しろ、 研究所レベルでないと無線飛行機などとてもとてもの時代。トランジスタラジオが発売されたのは、 それから6年も後でしたから。それから30年近く経過し、中年を過ぎてからRCを始めた私の悪戦苦闘の物語です。 独学で、しかもラジコン機は「自作するとこに意味がある」との信念で始めたのです。
5.トラブル
RC機が飛行しているのを見ると自分もやってみたいと思うでしょう。でもそれは華やかな面だけです。 実際は操縦技術の習得の他に、各種の技術も必要です。また、多くのトラブルにも見まわれます。 トラブルが発生した時、すぐに原因が判明しない事もあります。場合によっては他人に怪我を与えたりしかねません。そのために必ずラジコン保険に加入しなければなりません。