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 最初は何も知らないのでカタログで新品を購入した。選定理由は色々な楽器の音が出せるのが良いと思ったからである。
​ 暫くすると鍵盤の数が少ないのに気が付き、これでは駄目と思いオークションで売り払った。ど素人の悲しさを痛感した。

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 鍵盤式で多くの音が出るものは高額で手が出なかったので、ボタン式を新品で購入した。(ボタン式は後で混乱の原因となった)これなら音域も広いし、色々な楽器の音も出るので良いと思ったのである。

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 アコーデオンを見つけた発端は東京大衆歌謡楽団のYouTubeを見たからで、類似のイタリア製が欲しくなったのが発端だった。新品は90万円前後する。そこでネットで中古を見つけて購入した。ネットオークションでは色々あるので、構造勉強のため、安い物をさらに落札した。

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​ これもイタリア製で少し小型の物であるが、落札し手元に来て鳴らしたところ、上の物と比べると音が貧弱であり、即オークションに出品売却した。アコーディオンは大きい方が良い音がする。音色も2色、3色、4色とある。電子式なら更に多いが、アコースティックでは、このクラスで6キログラム、その上の写真では10キログラム、プロ用だと14キログラムにもなる。

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​ 構造勉強のため(飛行機作りはもう飽きたので)安いこのタイプ落札した。リサイクルショップ扱いなので、来たものは音が滅茶苦茶で鳴らない、バリバリ音、ブスブス音と色々問題だらけ。分解し原因調査と修理を楽しんだ。 
​ それも7台も各種の故障原因調査と修理技術を磨いた。直したものはオークションに出品し売り払った。

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​ 少し高級の3色音、M,M,Lのあるものを落札して修理。御多分にもれず4台ともひどい音で使い物にならない。それだけ修理技術を磨くには適していた。鍵盤張り付き、サブタ皮の変形、変形防止のバネの変形、ゴミのつまり、リードの曲がり、リードのこすれ、リードの錆び、などなど症状と原因の推測がつくまで上達した。

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 大きい方が良い音がするので安い物を探したらこれがあった。極めて古い物(50年以上前)で鍵盤が汚い黄色まだらになっていた。漂白剤でも白くならないほど、プラスチック内部まで変色してた。やむなく分解し鍵盤の再塗装をした。安いだけあって、音もひどかった。でも修理技術を学んだので直せた。
​ 修理済みでオークションに出品した。果たして落札あるか。

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 黒も良いが、赤もオークションに出てたので落札した。鍵盤は黄色くなっていたので塗装した。ショルダーベルト類の樹脂は、経年劣化でボロボロで使い物にならず、新品に交換した。外観は傷一つなかったし、肝心の音を聞いてまたびっくりした。まったく問題なく綺麗な音が出たのである。おそらく、いくらも使う事なくしまい込まれたのだろう。大当たりとなった、こんなことは二度と無いだろ。

 中古の修理に熱中するあまりアコーディオンの演奏練習がストップした。気を取り直し真面目に練習する良いアコが欲しくなり、指が混乱するボタン式をオークションで売却し、念願のローランドを新品で入手した。各種楽器からオーケストラの音までが出る新型だ。世の中の進歩は凄い。練習開始、弾けるまで生きているか疑問だけど暇つぶしにはなる。

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