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​     電動飛ヘリに挑戦

 パチンコに飽きた頃、RCヘリは指導が必要「独学は無理」との記事を読みました。 私はそんな記事を見ると、ファイトが湧くのです。簡単に出来ることをやったって面白くないし。 無理と言われるとなおさらやってみたくなる、悪い癖があります。 そんな訳で早速、電動ヘリのEPコンセプトを入手した次第です。本当は30クラスが良かったのすが、 予算と、場所と、本当に扱えるのか?の問題から電動ヘリにしたのです。電動なら自宅の部屋でホバリング 程度まで出来るのではないかと、勝手に想像しての決定でした。

 EPコンセプトはほとんど組み立て状態でしたので、後はサーボやジャイロを搭載するだけです。 独学の場合はマニュアルを良く読まねばならないと言う副産物が発生しますが、色々勉強になります。 最初は転倒防止のため、テーブルの四隅からヘリの足へロープを張り、5cm以上、上昇せず、かつ 転倒しない様にセットしました。この方法でロータの水平を保つ練習をしました。 何とか水平を保てそうでした。ロープを外すと浮上前に前後左右に動きだすので、 さすがに8畳の部屋でをホバリング練習するのは不安になりました。

 近くに安全で広い場所なんてありません。人気のない海岸に出かけました。 慎重に準備し風も弱いのでホバリング練習開始しました。結果、浮上2秒であえなくクラッシュです。 これは容易でないと奮闘が始まったのです。 浮上しないなら広い場所は必要ない事も判ったので、自宅近くの駐車場で練習する事にしました。 朝早起きして、出勤前に、誰もいない駐車場所でホバリング練習です。 何とかホバリングできるまでのクラッシュは15回を超えていたと思います。 クラッシュして帰宅するたびに、息子と妻は「またやったの」と激励します。 ひどい時は朝晩、2度のクラッシュもありました。

 何とか1m程の高さでホバリングが可能になり、少し上空に上げた時、強めの風が吹き、 「あ」と言う間もなく、高度はあがり、ついでに流され、木の上にひっかっかてしまいました。 次の時は無風を狙い上空に上げることができました。気持ち良く10m上昇し、 スーっと30m位遠方に行ってしまいました。あまり遠方に行ったので急に不安になり、 慌ててスティックを少し下げたつもりでしたが、いきなり急降下し、 コンクリの上に激しく落下してしまいました。こんなことで壊さずに上昇、降下できるようになった時は、 ロータとテールパイプは20本以上消耗していました。

 「電動でホバリングできるなら30ヘリはもっと簡単だよ。」という話を聞きつけ、 以後30ヘリを入手したのです。確かに安定性は良くホバリングは簡単でした。その後、対面、ループ、 ロールでも墜落させていますが、ホバリング練習ほど頻繁と言う事はありません。 ラジコンは金かかります。消耗品だけではありません。「お父さんばっかり」の声を止める為に、 子供と妻にも出費が必要だからです。でも、パチンコ止めれば何とかなる範囲です。

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